海外旅行の際に持ち出せる金額はいくらまで?

海外旅行の際に持ち出せる金額はいくらまで?マネー

今回は、海外旅行の際に持ち出せる金額について、書いてみようと思います。

海外旅行の際に持ち出せる金額はいくらまで?

海外旅行の出発前は楽しみですよね。持って行く荷物と貴重品をまとめて、あと何を持って行こうかと悩んでしまうことってよくあると思います。

その中でもお金。お金をいくら持って行こうかと悩んだことはないでしょうか?旅行先でどれだけの買い物をするのか考えるとどうしても悩んでしまいます。

では持ち出すお金が高額になった場合、いくらまでなら大丈夫?という決まりはあるのでしょうか。

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今と昔とでは持ち出し可能金額は違った

昭和44年9月からは700ドルまでは持ち出せました。え・・たった700ドル?と思った人も多いかもしれません。昭和46年6月からその枠が少し増えて1,000ドルまでは持ち出しが可能となりました。

ちょっと少ないですよね。しかしそこは為替レートを見ないと一概には言えません。というのも、昭和45年までは1ドルは360円の固定相場だったんですね。そして昭和46年ごろからは、変動相場に移行して314円程度になりました。

アバウトに言って、このころは25~30万円くらいなら、持ち出しても良かったのです。

では、今はどうでしょうか。 現在は100万円までは無申請で持ち出すことが可能となっています。これは日本側での決まりごとであり、例えばアメリカはアメリカで1万ドルまでは無申請で持ち出すことが可能と決められています。

100万円を越える金額を持ち出す場合は税関にて申告が必要になってきます。では申請したらいくらまで持ち出し可能になるのでしょうか?現金・小切手・トラベラーズチェック合わせて、500万円分までなら持ち出し可能となります。

もし申告しなかったら・・

もし仮に100万円を越える金額を無申告で持って行ったのがバレてしまったら・・・関税法違反となって「5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金が科される」ことがあります。

無申告での持ち出しは100万円までですが、渡航先でクレジットカードを利用すればそれで買い物できるし、現金にもできますよね。

海外旅行では何かと便利なクレジットカードですが、 海外ではクレジットカードの番号を盗むスキミングには気を付けないといけません。信用できると思ったお店以外は、クレジットカードは使わない方が無難です。

お金の面だけでも、海外に旅行するのは今はとても楽になりましたね。

支払いと計算はその場で確実に

余談ですが、支払いに関して注意したいことがあります。例えばフランスです。買い物を終えて、全部でいくらと必ず自分でその場で計算してください。店員が間違えて高い額を請求されてそのまま払ってしまい、 それが後から分かっても、誇り高いフランス人は間違えたことを認めません。

私の友人が、あの有名な店でバッグを買ってきたのは良いのですが、日本に帰ってから支払い過ぎたことが分かり、手紙やFAXで2か月以上交渉して、やっと返金して貰ったことがあったくらいです。

あと、スマホの電卓機能で計算する際には、そのスマホをひったくられないように注意してくださいね。

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