仮想通貨(暗号資産)は絶対に回転させるな!

仮想通貨は絶対に回転させるな! 仮想通貨(暗号通貨)

仮想通貨(暗号資産)を回転させると稼げるのでしょうか?最近よく「回転させて儲かった!」といったことをツイッター等で聞くこともあるのですが、これから仮想通貨で稼ぎたいと思っている方は、この「回転させる」という言葉が気になるところではないでしょうか。

今回は、この仮想通貨を回転させることについて掘り下げてみたいと思います。仮想通貨で無駄な損をしたくない方は是非読んでみてください。

回転させた時点で不利

まず、「回転させる」という言葉の意味について。単に「売買のトレードを繰り返す」という意味で捉えてもらっても良いでが、予め持っている仮想通貨を売買して枚数を増やす・・・といったほうがより正確だと思います。

「回転させる」というと、「何を回転させるの?」ってなりますよね?持っている仮想通貨を回転させるわけですから、「既に保有しているビットコイン(BTC)を回転させる」等と言えばイメージし易いかと思われます。

回転のさせ方

具体的な回転の方法はというと、持っている現物の仮想通貨を一旦売って価格が下がったところで買い戻します。例えば、私はリップル(XRP)を保有しているので、そのうちの何枚かを回転させるとします。

XRP/JPY=40円のとき、保有しているXRPから10,000枚を売却

400,000円入手

XRP/JPY=30円まで下落したので400,000円でXRPを買い戻す

13,333枚のXRPを入手

このように回転(高く売って安く買い戻す)させることで10,000枚のXRPが13,333枚になりました。

当然逆のパターンもあります。

XRP/JPY=40円のとき、保有しているXRPから10,000枚を売却

400,000円入手

XRP/JPY=50円まで上昇したので仕方なく400,000円でXRPを買い戻す

8,000枚のXRPを入手

これだと10,000枚のXRPが8,000枚に減少、2,000枚失ったことになります。

なぜ回転させると不利になるのか?

ここで考えて頂きたいのですが、失った2,000枚のXRPはどこに行ったのでしょうか?XRP全体の発行枚数は変わりありませんので、失った2,000枚のXRPは消えたわけではなく誰かのものになったということです。

これが回転を含めたトレードによる資産の奪い合いであり、その中には百戦錬磨のプロやそれに近い上級者達がいるわけで、そういった人達を相手に勝負を掛けているということになるのです。

それと私を含めたアービトラージャーが市場に存在するため、彼らは絶対に負けない「サヤ」を取りに行きます。すると奪い合う「パイ」の絶対数が減るため、更に不利な状況で勝負しないといけなくなるのです。(これはアービトラージャーでないとわからない感覚かもしれませんが、アービトラージャーに売った人、アービトラージャーから買った人は、その時点で損をしているのです。)

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取引所から売買手数料(無料キャンペーンもよくやっていますが)も取られるわけですので、このような不利な状況で投資初心者を含めた多くの人達が日々トレードをしているのです。

多くの人は「価格が上がるか下がるかの2択→勝率は半々」だと思っていますが、上記の説明の通り実際には勝率半々ではないのです。一度やって運よく勝てたとしても、勝ち続けることなど到底不可能です。

回転させることによる致命的なデメリット

回転させることによるデメリットは他にもあります。

仮想通貨(暗号資産)に投資する醍醐味は、価格が2倍以上に跳ね上がるのを期待できるところです。最近でもビットコインが強く支持されて40万円からわずか数か月で150万円にタッチするなど、大きな上昇を見せてくれました。

もちろん価格が半分以下になることもあるので、仮想通貨は価格の上げ下げが激しいと言われますが、近い未来の大幅な価格上昇を期待し、仮想通貨に投資しているのです。

先のことはわからないので突然大きな上昇が来るかどうかはわかりませんが、幸いにも希望通りの大きな上昇を見せたときに、その直前で回転によってその仮想通貨を手放していたらどうしますか?

常日頃に売買が繰り返されているということは、大きな上昇を見せるその直前に手放してしまう人が必ず一定数出てくるのです。その中には回転させて枚数を稼ごうとしていた人も含まれるわけです。

仮想通貨回転のイメージ

回転させて儲かる人がいれば、その反対側で回転させて損する人が必ずいるのです。短期売買が得意なプロや上級者であれば「回転させたら儲かる」と言うでしょう。それはその人が儲かるだけで、それを信じて同じことをやれば、そのお金は一部の勝ち組に流れていくだけだということです。

上級者であっても同じ上級者に飲み込まれて退場することも普通にあります。回転させることで一時的に利益が出たとしても、その利益は回転を続けることで損失に変わっていくのです。

「回転させると儲かる」とか、「回転させるべき」等と書かれたサイトも見かけますが、ここまで読んで頂けたら回転させないほうが良いということがわかってもらえると思います。

仮に私がこれから初めて仮想通貨に投資するならば、やはり上記の理由から回転させたりはせず、現物の仮想通貨を買って長期保有に徹します。そしてどのような状況で価格がいくらになったら利益確定するのか、といった出口戦略を練ってそのルールを破ることなく仮想通貨市場を見守って行くと思います。

まとめ

「回転させない」ということはトレードをしない、短期売買をしないということでもあり、多くの人がそんな考えだと出来高も流動性も減少して、市場としては好ましくない状況となってしまいます。

出来高や流動性が上がれば市場は活性化し、通常は価格が上がっていくものなので、多くの人はそれを望んでいるわけです。そのために取引所があるわけであり、取引所も多くの顧客に売買してもらうことを目的としています。

しかし、一個人が出来高や流動性を上げるために市場に参加するのは良いことだとしても、それは勝つための手段ではないということです。

私はアービトラージという負けることのない手法で市場で売買を繰り返していますが、一般的なトレードは一切していませんし、仮にアービトラージが出来なくなったとしても長期保有に徹するのみという考えです。

もちろん私も市場が活性化してくれるほうが嬉しいですので、多くの方に売買してほしいわけですが、私の記事を読んでもらっている方には損してもらいたくないので、このようにお伝えしているわけであります。

是非、本記事を参考にしていただき、その上で回転させるかさせないかは自己の判断、責任でお願いします。ですがこれから仮想通貨取引を始めようという投資初心者の方が勝つためには、長期保有に徹して出口戦略を決めておくのが最良の方法だと、私は思っています。

仮想通貨の回転は絶対に負けるわけではないが、勝ち続けるほうが困難。であれば、仮想通貨は絶対に回転させるな!ということです。

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