サラリーマンは副業するべきか?

サラリーマンは副業するべきか投資生活(投資・資産運用・心構え)

サラリーマンは固定給の人が多いですが、毎月の収入をあと5万円でも、10万円でも増やそうと副業を考える人が多いですよね。今の時代、副業をするべきかしないべきか、というよりは、副業をどのようにするべきか・・・がポイントになっているのが現状です。

サラリーマンは副業するべきか?

副業が禁止されている理由は簡単で、会社側、つまり経営者にとって不利が生じるから、です。

従業員に対しては「固定給であなたの家族の生活を守っているわけだから、余計なことをせずに本業に専念しろ!」・・・というのが経営者の立場です。

つまり会社の利益を優先しているわけです。私も会社を経営しており、従業員には固定給を支払って副業は禁止にしています。ですが従業員は不満もなく本業に専念しています。

理由は自分の仕事の出来栄え以上の給料を渡しているから。私は社員に投資をしているのです。これで社員が不満を漏らしたり、副業をするようであればすぐに辞めてもらいます。

しかし、普通のサラリーマンは自分の仕事に見合った額の給料しかもらえませんよね。営業の成績が良くても、取引先との交渉がうまくいっても、どんなに頑張っても決められた給料からはそれ以上もらえないのが現実です。

サラリーマンの立場からすると副業を考えて当然と言えるわけです。そこでばれないように副業をしてもいつかどこかでばれてしまう。確定申告などでばれてしまう、といったことがよくあります。

ではどうすれば良いのか・・・それは副業をしないことです。

まず、副業をして結果良かった、という話はほとんど聞きません。多くの時間を本業で費やしているのに、余った時間で副業は体にもキツいし、ばれるかばれないかというストレスも溜まるので、相当な体力と精神力がないと長続きしません。

ですので副業はオススメしません。ですが、副収入を諦めろ・・・と言っているわけではありません。

いくつか方法があります。

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今のその会社を辞める

会社を辞めるなんてそんな簡単なことではない!と言われそうですが、今勤めている会社がそもそも副業を考えないといけない会社なら辞める選択は十分にあると思います。

私がサラリーマンでそういう会社なら絶対に辞めています。今の給料に満足していないサラリーマンであっても、すぐに辞める選択はまずないでしょう。満足はしていないけど安定を求めるがため、辞めてその先がどうなるかわからない将来より今の仕事を我慢して続けます。

でも一度しかない人生なのにもったいないと思うんですよね。今の会社を辞めたらその先に待っているのは、違う会社に勤めるか、独立です。

要するに何を選択するにしてもリスクはあるのだから、今、満足していない上にずっとこのままの状態が続く見込みなのであれば、今の会社を辞める、というのは現実的な選択だと私は思います。

株やFXで副収入を得る

株やFXのトレードで利益を出すことは副業にはあたりません。外貨や金(GOLD)を持つのと同じで株式を持っていてもそれは個人の自由であり、会社に制限される理由はどこにもありません。勤務中に株やFXのトレードをしない限りは問題にはなりません。

株の場合で利益が出たら申告はどうなるのか、ですが、「特定口座 源泉徴収あり」で証券口座を開設した場合には自動で税金を引いてくれるので自分で申告する必要はありません。

株やFXをやったことがない人からすると、これなら株やFXで・・・と思われるかもしれませんが、実は現実的ではありません。これまで経験のないサラリーマンが意気込んで始めたとしても、まず勝つことは出来ません。

むしろどんどんと損失が大きくなって大切な生活費まで失い、挙句の果てに株やFXの市場から撤退というオチです。ビギナーズラックどころか容赦なく叩きのめされます。

株やFXで利益を出せるのは、本当にメンタルが強い一部の人だけです。

今の会社を続けながら資産を運用する

最もリスクが少ない方法だと思います。株のデイトレードや中期トレードではなく、長期保有又はドルコスト平均法での積み立てであれば、これは「投資」と言えます。

ただしそれでもしっかり検証して利益が出るという根拠は必要です。資産の運用は株ではなくもっと違うところにあります。海外の保険積立やIFAによる資産運用、海外の高金利預金、家賃収入です。

これらはある程度蓄えがあったほうが始めやすいですが、少額から始められるものもあります。

サラリーマンの方はこういった話はなかなか耳にしないと思うので怪しいと思ったりピンと来ないかもしれませんが、基本的に資産運用は配当か家賃収入です。

まとめ

今の給料に納得できないからと言って副業するのは良くありません。特に本業で「労働」しているのにその上別の仕事で「労働」していては時間と体力に限界がきます。

しかし「副業」=「労働」=「副収入」ではないですよね。

副収入を得るための選択肢は他にもありますが、重要なのは如何にストレスなく本業を続けていけるか、だと思います。副収入を取るために焦ってしまい本業が疎かになってはいけません。

上記のどの選択肢もすぐに実行できないかもしれませんが、行動して変わらないと結局は何も変わらない日常が過ぎていくだけです。ですが、副業などしなくても方法があることは確かです。

みんな自分と家族のために働いているのです。ここを深く理解すればリスクだらけの副業なんて考えずに済むでしょう。

もしあなたがサラリーマンなら、副業を「しない」ことをオススメします。「副収入」を追いかけましょう。

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