オウン銀行に関するよくある質問をまとめてみた

オウン銀行のQ&Aまとめてみた!

オウン銀行の公式ページにおいて、Q&Aコーナーが更新されました。今回はそのQ&Aのいくつかを抜粋して解説を付け加えてみようと思います。オウン銀行で定期預金を検討されている方は是非参考にされてください。あ、久々のオウン銀行ネタですね(汗

オウン銀行に関するよくある質問をまとめてみた

フィリピン、オウン銀行(オウンバンク)の公式ホームページにある「よくあるご質問」が更新されました。数あるQ&Aの中から、これから定期預金を検討されている方に特に関心がありそうな部分を抜粋して解説を付け加えてみようと思います。

・高金利で魅力的だけど海外だしちゃんと申込みできるか心配
・大きな銀行でもなく有名でもないみたいだし怪しさを感じる
・海外で定期預金するメリットやペイオフに関して知りたい

こういった疑問をお持ちの方に是非見て頂ければと思います。もちろん私もオウン銀行定期預金者の一人でありますが、実際フィリピンに行って現地で口座開設したのと、カード送金を利用して口座開設したのと定期預金口座を2つ持っています。

私の場合は、わからない部分や気になった部分は紹介してもらった人に聞いたり、オウン銀行のサポートに問合せて教えてもらいながら理解を深めました。現在のQ&Aも基本的な部分に関しては特に変わりありませんので、既に定期預金されている方にとっても安心できる内容だと思います。

それでは早速見ていきましょう(^^)/

オウンバンクはなぜ高い金利を付けられるのでしょうか?

公式HPの回答
オウンバンクは、フィリピンの高成長に伴う資金需要、さらにその中でもレンディング会社(不動産担保での短期事業資金融資を行うノンバンクの総称)を中心としたさらに高い金利での融資により預金金利を確保しています。

誰もが一番気になる質問ですね。私も最初はフィリピンの他の銀行と金利がどれだけ違うのか見比べていました。フィリピン大手の銀行では、どこも1%前後の金利です。日本の銀行よりは圧倒的に高金利ですが、オウン銀行と比べると約10分の1です。

金利が10%だとすれば、銀行側はそれ以上の金利を貸出先からもらわないといけません。実際オウン銀行は、レンディング会社(ノンバンク)を通じての融資を行っているため、現地企業等への貸し出し金利はかなり高く設定されているようです。

日本でもノンバンクから借入したりカードローン等を利用するとかなりの金利ですよね?日本ではノンバンクから借入することに抵抗がある人が多いと思いますが、フィリピンでは銀行から借入できない企業が多いため、ノンバンクを利用することは日常レベルのようです。

日本で預金封鎖が施行された時に、海外にも口座を持っていることが判明すれば、預金封鎖されるのでしょうか?

公式HPの回答
預金封鎖は、国内の金融機関に対して行うものです。基本的に金融機関ごとであり、国内しか効力が及びません。ですので、海外にある預金口座は、その対象とはなりません(海外の金融機関が応じるはずがございません)。逆に、日本国内の金融機関にある外国人の口座は封鎖されます。預金封鎖は、口座ごとではなく、金融機関ごとであることを理解しましょう。

日本では1944年預金封鎖が実施されました。その当時は銀行から引き出せる預金額が制限される、没収されるといった国民が泣き寝入りするしかない政策でした。銀行に保管している貸金庫の中身も全て封鎖されてしまいます。

今後、万が一預金封鎖が実施されれば、その時点で銀行や証券会社、仮想通貨取引所まで引き出しが不可になる可能性があります。しかしこれらは日本国内での政策であるため、海外の金融機関は当然ながら無関係です。

もちろんですが、これはオウン銀行に限らず海外の全ての銀行で言えることです。

共同名義口座とはなんですか?

公式HPの回答
複数の名義人が共同で保持する口座です。共同名義口座を保持する複数人それぞれに、何パーセントの権利を所有しているかを指定します。各人は、その割合の持分の預金を保持していることになります。
(個人口座の例)口座保持者:Taro Yamada すべての預金は、Taro Yamada が保有
(共同名義口座の例)口座保持者:Taro Yamada、Hanako Suzuki (2 名で口座保持) Taro Yamada(所有率 60%)、Hanako Suzuki(所有率 40%)の場合で、 共同口座に 100 万ペソの預金がある場合は、 Taro Yamada が 60 万ペソ、Hanako Suzuki が 40 万ペソの持分所有となります。

日本では共同名義での銀行口座は作れません。しかし海外では「ジョイント口座」という言葉があるように共同名義口座を作成することはめずらしいことではありません。オウン銀行に限らず海外の銀行では一般常識です。

個人単独口座、共同名義口座との間の途中変更はできません。共同名義口座を作ることで自分が所有する口座数が増え、その口座の数だけペイオフ(預金保護)額を増やせるというメリットがあります。

日本と海外の銀行の違いをまとめた記事がありますのでこちらも是非ご参考に。
知っておきたい海外銀行の常識と日本の銀行との違い

定期預金の途中解約は可能ですか? また、途中解約した場合、利子や元本はどうなりますか?

公式HPの回答
途中解約は原則不可です。 ただし、やむを得ない定期の途中解約の場合は、預入期間にかかわらず利息は後払いのため付されず、以下の解約違約金が定期預金金額から差し引かれます。
※海外銀行に、預金を移す場合には、さらに海外送金手数料が別途必要となります。
・満期までの期間が4年以上の場合      :定期預金額の50%
・満期までの期間が2年以上4年未満の場合 :定期預金額の40%
・満期までの期間が2年未満の場合      :定期預金額の30%

定期預金をされている方は、これは覚えておいたほうが良いですね。これもオウン銀行だけに限らず基本的に海外の銀行の定期預金途中解約はペナルティがあります。そして途中解約した場合は、それまでの金利が一切付かないということです。

基本、解約不可と思っておいた方が良いでしょう。満期まで解約することがなければこれらの問題はありません。

定期預金の利息はいつの時点で付されるのでしょうか?

公式HPの回答
定期預金の利息は、満期時に付されて元本とともに償還となります。1年定期は、1年後の満期時、3年、5年定期は、それぞれ3年後5年後の満期時にその期間分の利息が付されます。オウンバンク定期預金の利息は、後払いです。

公式の回答の通り、例えば5年の定期預金であれば、5年後の満期時に5年分の利息が元本と併せて償還されます。5年定期で毎年利息だけを受け取ることはできません。

毎年利息を受け取りたい場合は、1年定期預金を組んで満期が来たらまた1年定期を繰り返す、という方法もありますが、1年定期は5年定期よりも金利は低くなります。

また、5年定期の場合は満期まで金利が変わりませんが、1年定期の場合はその時の金利が適用されるので、定期を組み直したときに金利が下がる可能性もあると思います。

預金の引き出し(出金)は、どのように行えばよいでしょうか?

公式HPの回答
オウン銀行からの出金には以下の 2 種類の方法があります。
・BGCオフィスでの引出
・海外送金
アカウントマイページから、必要書類をダウンロードし、記入・郵送することで、海外送金手続きを行うことができます。
※アカウントマイページ利用のための ID とパスワードは、口座開設時に郵送にて連絡されます。
※チャージ式 プリペイドVISA カードへのチャージは、現在は中断中

BGC(Bolifacio Global CIty)にあるオウン銀行のオフィスでの出金と、海外送金による出金とありますが、多くは海外送金での出金になるかと思います。定期預金口座を開設するとインターネットバンキングが見られるようになるので、そこで必要書類を印刷、記入して郵送することになります。

日本の銀行にも海外の銀行にも送金は可能です。ただしオウン銀行からはスイフト(SWIFT)送金されますので、着金元の銀行がスイフトコードを持っている必要があります。

また、USドル建ての定期預金は、満期時の出金でUSドルのまま送金されますが、受け入れの銀行が円口座しかない場合は、着金後に自動的にUSドルから日本円に両替されることになります。送金手数料として50USドルがかかります。

口座開設に、英語等、日本語以外が必要になる場合がありますか?

公式HPの回答
日本語のみで、口座開設可能です。LTAでは、日本語のみで口座開設できるよう、口座開設サポート(help@lta-hongkong.com)を行っております。

日本語のみで口座開設可能、英語は全く出来なくても大丈夫です。LTAは口座開設のサポートをしてもらえる会社であって、預金をする時のお金の流れは当然ですが、預金者から直接オウン銀行へ送ります。

出金時も日本語のみで問題ありません。

手続き等に対する電話サポートはあるのですか?

公式HPの回答
電話対応は行なっておりませんが、日本語でのメール問い合わせ対応窓口がございます。

回答の通り、日本語でメール問い合わせができます。メールを受ける側も日本人ですので、英語で返ってくることはないと思います。私も幾度とメール問い合わせをさせてもらいましたが、返信は大変早く、とても親切に感じました。

フィリピンで源泉課税は行われますか?

公式HPの回答
US$建て預金の場合は、フィリピン国内では非課税のため源泉課税されません。ペソ建て5年未満預金の場合、フィリピン国内で 25%の源泉課税がなされます。(そのため現在は、源泉課税されない5 年定期預金のみの開設を受け付けています)

フィリピンでは外貨の受け入れに対して、税金面で優遇措置が取られています。国として海外からの資本をより多く受け入れたいということですね。そのようなことからUSドルに対しての利息に課税はされません。

ただし、フィリピンでの課税が無いだけであって、我々日本人は自国に対して納税しないといけません。日本に居住する人は日本の税制に従わないといけないからです。定期預金の利子所得は、日本では雑所得として扱われます。

定期預金で受け取った金利に対しての税金について、過去に書いた記事はコチラです。
海外の高金利な定期預金(オウン銀行)・・・税金はどうなる?

名義人が死亡した場合の手続きを教えてください。

公式HPの回答
名義人が死亡した場合は、オウン銀行に連絡し、手続きを行っていただく必要がございます。 弊社でも、代行サービスを行っておりますので、help@lta-hongkong.com までお問い合わせください。 解約になると、利息は付かず早期解約手数料が差し引かれることとなるため、満期時に相続人が受け取るような方法を選択することが可能です。

本人がお亡くなりになってしまうと、当然ですがその後の手続きを本人がすることはありませんので、その方のオウン銀行定期預金口座の存在を知っている方が代わりにすることになります。その時点で解約してしまうと、通常の解約扱いになりますので注意が必要です。

突然の事故や病気で亡くなってしまった場合に、家族がオウン銀行定期預金口座の存在を知らなければ大変です。ですので普通は家族に伝えておくべきだと思いますが、その人の事情で家族に内緒にしている等の理由があるのであれば、何らかの方法でわかるようにしておかないといけないですね。

その他、海外にある資産の引き出し方や、仮想通貨ウォレットからの仮想通貨の引き出し方や現金にする方法等、これらも同じことが言えますが、万が一のときに家族が困らないように「わかるように」しておくことが大切です。

フィリピンには、ペイオフ制度(預金保険機構)がありますか?

公式HPの回答
ペイオフ制度(預金保険機構)がございます。フィリピンのPDIC(Philippine Deposit Insurance Corporation)により一定額まで預金が保護されます。 現在は、1口座につき、500,000ペソ相当(11,000US$、125万円)まで保障対象になっております。 さらに、共同口座を利用すると、1人当たり合計1,000,000ペソ(22,000US$、250万円)まで保障対象を増やすことができます。
※ペソのUS$への変換は、1ペソ=0.22US$を利用
※円へのペソからの変換は、1ペソ=2.5円を利用
【参考】 PDICのウェブサイトでは、全銀行の預金が、50万ペソ(PHP 500,000)までPDICにより保護されているという情報を提供しています。以下のリンクから、PDICのウェブサイトのFAQ(よくある質問)ページへアクセスできます。
http://www.pdic.gov.ph/index.php?nid1=6&nid2=1  http://www.pdic.gov.ph/index.php?nid1=6&nid2=1&nid3=1 http://www.pdic.gov.ph/index.php?nid1=6&nid2=1&nid3=6

1口座につき500,000ペソまで預金保護の範囲内となります。万が一オウン銀行が倒産しても、この範囲まではフィリピン政府から保証されるということです。ドル建ての定期預金に対しても同じく500,000ペソ相当の金額が保証されます。

フィリピンのペイオフ制度の良いところは、外国人の預金も変わりなく保護されるという点です。日本の銀行では外国人の預金は保護されません。しかしフィリピンでは我々日本人の預金も保護されるのです。

今のレートで見ると1ペソ2.13円なので1,065,000円が保護対象です。しかし共同名義口座を作成して個人口座と併せて口座を2つにした場合は、倍の約200万円を保護対象にすることが可能となります。

まとめ

公式HPにより、一つ一つの質問に対して正確な回答が得られたと思います。

また、その他多い質問に、「何故フィリピン国内でも金利が異なるのか」というものがあります。これは日本でも同じですよね?都銀などの金利は0.01%、それに対して〇〇信用金庫の金利は0.1%と、10倍の差は普通にあります。

日本でもメガバンクと信用金庫が同じ金利であれば、多くの人はメガバンクに預けるのではないでしょうか?メガバンクに比べて小さい信用金庫は、金利を出来る限り上げて預金者を集めているということなのです。これはフィリピンでも同じことです。

公式のHPでは、上記以外のQ&Aも多くありますので大変参考になりますし、安心できたのではないでしょうか。高度経済成長の真っ只中のフィリピンで銀行口座を持つということは、私達もその波に乗っているのと同じだということです。

人口ボーナスによりこれから先も成長が続くフィリピン、とても楽しみです!

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ABOUTこの記事をかいた人

誰もやらないようなことを好んでやるタイプの人間のため、投資や運用で成功失敗を繰り返す。株の研究にも熱心に取り組み、こちらも勝ち負けを繰り返すが、今はそんなリスクを冒さず安定した運用のみ手掛ける。海外旅行大好きで誘われたら断れないタイプです。