仮想通貨取引で思いがけない失敗

仮想通貨取引で思いがけない失敗私の投資成功・失敗体験

仮想通貨の取引(トレード)で調子に乗っていた私が先日痛い目に会いました(T_T;) こんな失敗もあるんだなと反省の意味も込めて書いてみました(汗)参考になれば幸いです。

セキュリティ対策、2段階認証で痛い失敗

私はもう株やFXはしないのですが、仮想通貨で円(JPY)とビットコイン(BTC)のトレードを楽しんでいます。前にも言いましたが、仮想通貨の取引は、これからまだまだ参加者が増えていくといったこともあり、値上がりを狙って比較的簡単に利益を出しやすい状況にあります。

ただし、何の戦略もなくひたすら取引をしていては勝つことは難しいですので、当然ですが自分でルールを決めて行うようにしています。ポジションに入る前にいくらになったら利確で、いくらになったら損切すると、決めておくことは大切な戦略の一つです。

取引所は仮想通貨取引所大手の「コインチェック」で、とても操作が簡単です。ログインにはもちろん2段階認証をかけています。ログインにはメールアドレスとパスワードが必要ですが、万が一この2つがハッカー等の悪意ある人物に入手されてしまうと、勝手にログインされて中にある円(JPY)やその他の仮想通貨を盗まれてしまうことになります。

2段階認証をかけておけば、メールアドレスとパスワードの入力後、自分のスマホに表示される6桁の数字を入力する必要があり、このあとにログインが可能になります。2段階認証の6桁の数字は最初に設定した自分のスマホでしか見ることができないので、セキュリティは非常に高いと言えます。

逆を言えば、スマホを紛失したり故障したりした場合は、ログインできなくなる・・・ということですよね。先日この不安に見事的中しました。

私がいつもコインチェック取引所でしているのは、レバレッジ取引といって、所持金を証拠金に入れて、それをもとに5倍の金額をビットコインでトレードするものです。通常の取引と比べると、勝てば5倍の金額、負けても5倍の金額になる取引です。ハイリスクハイリターンですね(笑)

しかし自分の中でちゃんとルールがあり、今回も「もし○○円まで下がったら損切する」と損切ポイントを決めていました。コインチェックの取引システムには、普通に指値注文は入れることが出来ますが、レバレッジ取引の場合は逆指値注文を入れる機能がなく、ビットコインの価格が下がった場合は自分で確認して、そのときに損切注文を出さないといけないのです。今回はこの逆指値注文機能がなかったがために悲劇が起きました・・・(笑)

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2段階認証は必要不可欠だがログインできなくなると・・・

さて、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、今回もビットコインの勢いが良かったのでロングポジション(買いから入る注文)を取りました。あらかじめ利確ポイントと損切ポイントを決めて、いつものように「上がれ~」と祈りつつ、このとき私は珍しく外で仕事をしていました。

ふと、ポケットからスマホを取り出して画面を見てみると、画面に縦線がいっぱい入って右半分が真っ黒の状態に・・。「うわ!なにこれ!?」って普通に驚いた後、みるみる画面が真っ黒に塗りつぶされてしまい何も表示されなくなってしまいました。触ると音が鳴り反応はしているようで、液晶画面自体の故障のようでした。

このときまだ私はコトの重大さに気づいておらず(笑) スマホショップまで修理してもらいに行ったのですが・・・即日修理は不可とのことでしたので、何日もスマホを修理に出していたら仕事にも支障が出てくるので、せっかちな私は新しいスマホをその場で買いました。

新しいスマホにアプリやデータを入れ直して、コインチェックのサイトを見てみると、ビットコインが下がっている・・・。コインチェックのサイト自体はログインしなくても見れるのですが、トレードするためには当然ログインしないといけません。

このときようやく気付きました・・・2段階認証ができないからログインできない、と。「うわぁ~2段階認証できないやん!ログインできない!」って本当にこのとき気づきましたね、遅い!(笑)

そして悲劇はここから・・・こんなときに限ってビットコインが大暴落(泣)スマホもPCもログインできないので損切できません。急いでコインチェックにメールでのやり取りで2段階認証の解除を依頼しました。2段階認証解除申請のための本人確認の書類等を提出しましたが、さすがに即日解除というわけにはいかず、ですが翌日には解除してもらえました。

そしてようやくログイン。恐る恐るポジションを確認すると、案の定でした・・・ロスカットです。レバレッジ取引なので、証拠金が半分にまで減ってしまうと強制決済されるのです。まぁロスカットされてるだろうなぁ・・・とは思っていましたが、実際見たらかなり凹んでしまいました・・・(泣)

人生初のロスカットでした(苦笑)

二度と同じ失敗をしないために

どうすれば良いか考えました。実は海外の最大手取引所「Poloniex」では、2段階認証用コードというものがあり、これをメモしておけば、万が一スマホを紛失しても故障しても、このコードを入力すればスマホ無しでもログインは可能で、海外の取引所だから一番やっかいだなと思っていた私も、実際のところ難なくログインできました。

ところがコインチェックには2段階認証用コードがなく、今回のようにスマホが故障した場合は、メールで問合せするしかないのが現状のようです。そのため即日対応ということができないので、今回のような悲劇を経験される人が出てきてもおかしくありません。

万が一スマホを紛失したり故障してすぐにログインできなくなった場合の対処法を考えました。防犯のために2段階認証は必ず設定しておいたほうが良いので、2段階認証をかけないというのは絶対良くありません。

2段階認証をかけた上で、万が一に備える方法は、2段階認証の設定時に出てくるQRコードをスクリーンショットしておくことです。これをしておくことで、そのスマホが万が一壊れた場合、家族の誰かのスマホでこのQRコードを読み取ってもらうことで、一時的にログインが可能です。このQRコードは防犯のためにも印刷して保存しておいたほうが良いでしょう。

あと、スマホを2台持っている人であれば、2段階認証の設定を両方に入れておくのも方法ですね。

さて、今回かなり大損してしまいましたが、またコツコツ頑張ろうと思います(笑)

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