直球投げてみました(笑)
オウン銀行(オウンバンク)の高金利定期預金、ネットでも色んな書き込みが増えて気になっている方も多いと思います。
高金利に魅力を感じ、定期預金を検討している方が最も思っていること、それは「フィリピンのこんな銀行に定期預金しても本当に大丈夫なのか?」ということだと思います。
今回はそんな気になる部分について書いてみようと思います。
私がオウン銀行に口座開設した経緯
私がフィリピンのオウン銀行に初めて定期預金した約3年前、投資や資産運用でお世話になっている私のメンターからの情報で知ることになりました。
それ以前からずっとお世話になっていて、これまで有益な投資情報をもらったり、資産運用の考え方・心構え等、教えてくれたのも彼女です。
そんな彼女からの情報でしたので、私は迷うことなく直ぐに定期預金口座を開設することになりました。もちろん口座開設するまでに、どのようなリスクがあるのかも説明してもらえました。
・為替変動によるリスク
私にとってリスクと言えるのはこの2つくらいでした。私が口座開設したように信頼できる人からの情報であればリスクと言えるのはこの2つ、しかしそうでない人にとっては上記に加えて「本当に大丈夫なのか?」というリスクも考える必要があると言えます。
それをいくらネットで調べたところで確信できるような情報なんて出てこないでしょう。調べれば調べるほどネガティブな記事を発見して不安になるだけです。10個のポジティブ記事があっても1つのネガティブ記事があれば心理的に不安になるものです。
不安なら手を出さなければ良いだけ、ですがそれでも高金利が魅力的なので本当の話なら資産運用先の一つにしたいと思われている方も多いかと思います。
逆にいうと金利が10%も付くのに何の疑いもない運用先なんてないですよね。20%も超えるような案件なら私も見向きもしませんが、十数%なら疑いながらも調べてみる価値があるわけです。
ネットで調べるだけでなくメールで問い合わせたり現地に確認に行ったり、可能な限りのことをやってから最後に自分で決断するしかないのだと思います。
この世の中は本当にリスクだらけ、その中で生きのびないといけないと思っています。
オウン銀行の現状・事実
<マニラ グローバルシティ中心部>
私は現在も定期預金をしていますが、現時点で不安に思っている点は何もありません。不安にならない理由の一つには、実際に現地まで行って銀行のオーナーや経営陣を見ているからというのがあります。
人は見た目だけではわからない、なんてことも当然ありますが、あと約2年で満期を迎えるのでそのとき本当にお金が返って来ないようなことがあれば、正直にこのブログで書いてると思います(笑)
ですが、私の周りでもオウン銀行に定期預金している方をかなり知っていますが、彼らや彼女らから次のような問題があったという報告は聞いた事がありません。
・連絡が取れなくなった
・SWIFTコードがなくて問題になった
・問い合わせに対していい加減な対応をされた
・小さな銀行(農村銀行)だから問題になった
現時点で言えるのは、「オウン銀行(オウンバンク)は何一つ問題を起こしていない」ということです。何一つ問題を起こしていないというのは、金融関係において最も重要なポイントです。人との信頼関係と同じで、絶対に問題を起こしてはならないのです。
仮想通貨の取引所の幾つかは昨年大きな問題を起こしましたよね。問題を起こしたらその後すぐに最善策を取らないと、信頼を取り戻すのは非常に困難だと思います。
オウン銀行の今後は?金利が下がる可能性も・・
<マニラの大型ショッピングモール内>
オウン銀行が外国人向け(日本人向け)の高金利定期預金の募集を始めて4年程経ちますが、初期に定期預金をされた方は上記のような「問題なかった」という声すらなかったときに始められたのです。
その方達に取ってみれば、何も結果が出ていない状況で始められたので今よりもリスクを取っていたとも言えます。そのようなリスクを取った分リターンが大きくなければいけないのが普通だと思うのですが、定期預金の利率は今も4年前も変わってないんですよね。
今は先にやった経験者の意見や報告を聞いてから始められる時期なのです。そういった検討材料があるのに金利は4年前と同じというのは、私はちょっと納得いかない部分があります。(まぁ投資とは違うので若干ずれてる考えでもありますが・・)
ですが、今の高金利もこの先長く続くことはなく、いずれ利率は下がると思っています。運用にはどこかで限界があるからです。銀行側の運用先が有限であるのに対して、預金で入ってくるお金が無限だと、どこかで運用しきれなくなってしまうからです。
私はこれをフィリピンまで行った際に、銀行オーナーに確認しました。「運用先の飽和によって金利が下がるのはいつ頃ですか?」と、もちろん金利が下がる時期は教えてもらえませんでしたが、理屈はその通りだということでした。当然と言えば当然です。
しかしフィリピンは、まだこれから更に発展していく国です。多少金利が下がっても運用先も増え続けると思うので、高い金利はまだまだ期待できると思っています。
定期預金金利10%の魅力とは?
<まだまだ発展する国フィリピン>
私は以前、株のトレードをしていました。投資家になりたいという気持ちから株について何十冊(少ないですが・・)と参考書を読んで株についての知識を付けました。
株は勝ち負けを繰り返しますが、月間でプラス、年間で更にプラスになるトレードをすることに意義があるということです。
そのとき気づいたのは、相当な株の上級者になってようやく年間で10%の利益をコンスタントに出せるようになれるということでした。年間で負けることなくコンスタントに10%の利益を「毎年」出して上級者と言えます。
私はそんなリスクを取らずに年利10%以上の定期預金を持てたことで非常に強い優位性を感じています。何と言っても株に費やす時間がなくなったわけですからね。定期預金は何もすることありません。頑張って株やFXに時間かけて年間でマイナスになったらどうしよう、と思うわけです。
株と定期預金は別物ですが、どちらも同じ10%での話です。そのあたりの時間的リスクを考えてみるのも良いかもしれません。
株に関しては、その企業の将来にかけて長期的な目線で投資するのであれば良いことだと思います。
まとめ
私はオウン銀行(オウンバンク)に定期預金をしているので、「定期預金しても本当に大丈夫なのか?」の問いに対して「大丈夫です」と言い切りたいところなのですが、ここでは現状を踏まえた中立的な立場で書いたつもりです。
定期預金したらお金が戻って来なくなる、という書き込みも見かけますが、根拠のないことを何故断言できるのかと思ってしまいます。
どんなことであっても先のことはわかりませんので、私も絶対大丈夫なんて言えません。今言える事実は、オウン銀行は今現在何の問題も起こしていない、ということです。
オウン銀行の定期預金を検討されている方は是非参考にしていただければと思います。最終判断は自己責任でお願いします。
(2019年11月追記)
くどいですが現在も問題等は何もありません。今のところ金利も変わっていません。満期が来たときに金利がなお良ければ、また定期を組みたいと思っています(^^)