ちょっと気になるフィリピンの政治情勢

ちょっと気になるフィリピンの政治情勢フィリピン・オウン銀行

8月にフィリピン・マニラまで旅行に行く予定をしている私KikoLですが、以前から報道されているニュースがちょっと気になるところです。フィリピンで戒厳令等、一部政情不安の報道が流れています。そのフィリピンの政治情勢について現地の方からアドバイスをいただいたので、シェアさせていただきたいと思います。

問題の地域は一部のみ、フィリピンの経済活動に影響なし

フィリピンの地図をよく見てみると、タテ長の国であることがよくわかります。国内には7,107個の島が存在しています。ドゥテルテ大統領に代わってからというものの、米国のトランプ大統領と同じような過激な発言が多く、世界の首脳からは暴言と捉えられてしまうこともあり、「フィリピンって治安が悪いの?」と不安に思う人が増えているようです。

フィリピンのミンダナオ島は、フィリピンの中でも最も南にある島です。マラウィは、そのミンダナオのさらに南に位置しています。この地区はマレーシアに隣接しているため、イスラム教徒が多く、フィリピンのキリスト教徒の戦いが昔から多かった地域です。

首都マニラからミンダナオ島は、海を隔てて1,000キロ以上あります。フィリピンの銀行の本店や多くの支店が集まるマニラ、マカティ、グローバルシティは全く影響がないと考えてください。

犯罪に厳しいフィリピンのドゥテルテ大統領

ドゥテルテ大統領は、元々ミンダナオ島のダバオ市長でした。当時から犯罪集団に厳しく対処しており、犯罪のない街にしようと、行動力を示しながら悪を浄化していく大統領です。発言内容や一部報道によるとワンマンに見られますが、これまでも結果を出してきた人物です。そのため、フィリピン国内でも高い支持を得ています。

ミンダナオのマラウィ地区の戦闘でも妥協せずにISISに対して厳しい措置を取っています。テロに妥協するのではなく厳しく対応しています。いじめっ子に対してやられてばかりではなく、野放しにせずに応戦するイメージですね。

最近のフィリピンは、日本とは違いテロや犯罪者に対して厳しく対処しています。麻薬に対しても強硬な姿勢を貫き、麻薬の密売人の大量射殺などが、諸外国からは非難されています。

しかし、治安の回復や汚職追放にも積極的です。日本国内で仮にテロが発生しても、今の日本の警察や自衛隊では武器を使った戦闘もなかなかできないでしょう。戦争は別として、ISISなどのテロに対しては、フィリピンのほうが対処も強硬で徹底しています。

フィリピンは、民主主義、英語圏、GDPも上昇、外国企業の誘致にも積極的で、国内の人口も増えています。国をあげて犯罪を厳しく取り締まるようになり、今後アジアの国々の中では、最も国際化が進む国であると考えられます。

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現地に渡航しての口座開設は問題ないか

私がフィリピンで定期預金をしているオウンバンクも、周辺でテロや戦闘が起きないか正直心配はありました。しかしフィリピンの情勢は、一部危険な地域はありますが、首都マニラからも遠く、全く影響を受けることはありません。

そのオウンバンクは、フィリピンで高金利で定期預金ができる銀行です。オウンバンクはインターナショナルオフィスマニラに、本店カビテにあります。どちらも一部の危険地域とは1,000キロ以上離れており、現地の方から全く影響は受けていないと聞いています。

フィリピンの銀行法預金保護の面に対しても何ら影響はないようで、銀行だけでなく全ての企業、経済活動は活発に行われています。事態の悪化前と現在を比較しても全く変りはないようで、この先も一切それは変わらない、というお話もいただいております。

現在、戒厳令が発動し、フィリピン軍が市街戦を行っているエリアは、ミンダナオ地区の中でも南西部のマラウィ・イスラム市という限られたエリアだけになります。

そのミンダナオ島は、外務省でも渡航禁止、退避勧告地域です。しかし、麻薬撲滅戦争やISISのテロが終息すれば、ドゥテルテ大統領率いるフィリピンは東南アジアで最も安全な国になるのではないでしょうか。

実際、多くの日本人が現在フィリピンへ渡航されていますし、Yahooやニュースを調べても問題ないようなので、私も安心して旅行を楽しんで来ようと思っています(^^)

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