なぜ銀行に資産運用の相談をするのは良くないのか?

なぜ銀行に資産運用の相談をするのは良くないのか?

自分の財産を貯蓄するのではなく、投資する時代へと変革している現代では、資産運用の知識は今後益々重要になってくると思われます。その中でも資産運用の相談相手となるのは、銀行での相談窓口が多いのではないでしょうか。銀行には様々な金融商品の取り扱いがありますが、実は(海外を除いて)銀行は資産運用に向いていません。資産運用を行うのに、なぜ銀行に相談するのはだめなのでしょうか?今回はそのあたりを見ていきたいと思います。

なぜ銀行に資産運用の相談をするのは良くないのか?

資産運用を人生で初めて行う人からすると、どのように取引を行っていけばいいのか、わからないことが多いでしょう。そこで通常は銀行に相談される方が多くおられます。しかし、銀行側にとって良い取引と、顧客にとって良い取引では内容が違ってくることがあるのです。

間違った知識や思い込みで銀行に資産運用を一任してしまうと、損をしてしまう恐れがあります。そこで、銀行での資産運用をおすすめできない理由を5つまとめてみましたので、参考にしてみてください。

世界トップクラスの超低金利

銀行でお金を預ける(預金する)ことも資産運用の一つです。最もポピュラーだと言えますね。預金は預けた金額によって金利が発生しますが、ある銀行では普通預金で0.01%、定期預金で0.1%の金利となっていて、日本の銀行では高い金利を望めないのが現状となっています。

利息には税金がかかるので、さらに得られる金額は少なくなってきます。定期預金の場合は、長い期間で契約することで金利が若干上がる傾向にあります。長期間預けておけばお得かと思われますが、それでも0.2%程度。100万円を5年間定期預金したとしても、5年間でもらえる利息の合計は1万円です・・・。

バブル時代は金利が高かったため、お金を銀行に預けるだけで資産運用と言えるだけの価値はありました。郵便局の定期貯金であれば定期預金で7%以上なんて時代もありました(汗 大体6~8%ほどの金利がバブル時代には多かったので、比較的預貯金での資産運用はやりやすい時代であったといえます。

金融商品の取り扱いが少ない

資産運用を行う場合、金融商品の取り扱いが多い方が、資産の動きが活発化して運用を行う意義が出てきます。しかし、銀行で取り扱っている金融商品は数、種類が少なく、銀行では株式を購入することが出来ません。銀行で資産運用を行うのに向いていない大きな理由です。

基本的に資産運用は、一点集中させずに分散して行うことでリスクの回避を計りながらコツコツと資産を増やしていくことが望ましいとされています。そのためには多くの金融商品が対象になっていないと資産運用するにあたり不利となります。

銀行では多くの金融商品を取り扱っていないので、分散を意識した資産運用は難しいと言えるでしょう。銀行は株の購入などは出来ませんが、投資信託の購入は可能です。投資信託ならある程度の数がありますので、どうしても銀行での資産運用が良いという人には投資信託を検討されるのが良いかもしれません。

販売手数料が高い

私のところにもよく渉外の銀行員が来るのですが、保険や金融商品を勧められるのは、その銀行員にノルマがあるからです。銀行も商売ですので、当然手数料はがっぽり持っていかれます。投資信託にしても販売手数料がかかり、それが思っているよりも高かったりしますので、そのあたりがデメリットと言えるのではないでしょうか。

例えば銀行で投資信託を購入した場合、高い場合で購入金額の3%の販売手数料がかかる場合があります。資産運用で重要なのは、出来るだけコストを下げることですが、うまく利益が出ても高い手数料と相殺されては意味がありません。手数料は本当にバカになりませんので注意が必要です。

銀行以外で投資信託をした場合、商品にもよりますが銀行でかかる販売手数料よりも1%も低い手数料で購入できる場合があります。1%って言っても高額商品になるとかなり大きな差となりますので、そうなると銀行で投資信託を行うメリットはなくなってしまいます。

銀行で投資信託を検討している方は、手数料で損をしないためにも投資信託の販売手数料の相場を事前に調べておくことが大切です。

顧客の資金余力が把握されている

銀行にお金を預けている人は、当然ながらその銀行の「お客様」です。銀行もその顧客情報をしっかり掴んでいることは言うまでもありません。お客様の資産状況やお金の流れを、これまでの銀行とのやり取りによって把握されています。どれくらい給与があり、どれくらい貯蓄があるのか等、銀行側としては掴める情報はしっかりと掴んでいます。

資金余力が把握されていると、銀行側としては利益が上がる資産運用の提案を持ちかけてくることがあります。顧客の資産がどれくらいなのか把握しているのであれば、よりよい取引ができそうですが、銀行が持ちかける提案は銀行側が得をする提案を優先的に持ちかけてくるので、必ずしも顧客が得をするとは言えません。

そのため、顧客に対して有利な金融商品があるにも関わらず、銀行側が有利な金融商品を提案されることはよくあることです。もし、窓口販売で購入する機会があったとしても、勧められた提案よりも、自分がいいと思った金融商品の提案を受けることです。

まとめ

銀行は、お金を保管しておく分には安全な場所です。しかし資産運用に関しては、銀行側の利益を優先的に考える提案を勧められることがあるので注意が必要ですね。間違った資産運用を行わないためにも、提案された内容を持ち帰って、自分で利益がどれくらい出るのか計算してみることをおすすめします。

ただ、金利が低い点や金融商品の幅が狭いことから、銀行で資産運用を行うことは推奨できません。他にも良い資産運用の方法はありますので、自分で検討してみて銀行での提案よりも、より良い金融商品を探してみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

誰もやらないようなことを好んでやるタイプの人間のため、投資や運用で成功失敗を繰り返す。株の研究にも熱心に取り組み、こちらも勝ち負けを繰り返すが、今はそんなリスクを冒さず安定した運用のみ手掛ける。海外旅行大好きで誘われたら断れないタイプです。