ネット銀行で住宅ローン手続きをする前にやるべきこと

保険・住宅ローン

ネット銀行で住宅ローンを申し込んだ場合の手続きの煩わしさは相当なものです。住宅ローンは生涯に一度申し込みするかしないかの金融商品なので、申し込んだ後にこんなに大変だったのか・・となるケースがネット銀行を利用した場合に後を絶ちません。

今回はネット銀行で住宅ローンを申し込むその前にやっておいたほうが良いことがありますので、一つテクニックをご紹介します。住宅ローンをネット銀行で申し込む予定の方は是非参考にされてください。とても簡単なテクニックです。

ネット銀行で住宅ローン手続きをする前にやるべきこと

人が暮らしていく上で大切な住まい。一戸建てでもマンションでも購入する際には住宅ローンを利用する方が多いと思います。しかし高額であるために心配なこともたくさんあるはずです。

そのような心配を抱えながら住宅ローンの手続きであたふたとなるのは避けたいところです。特に、ネット銀行での住宅ローンの申込み・手続きは、地元の銀行や信用金庫でするのと比べて大変疲れてしまう作業となります。

今回は、住宅ローンをネット銀行で申し込む人にとっては役に立つテクニックです。ちょっとした「やりとり」をするだけで手間のかかる作業が楽に済んでしまう可能性がありますので、是非やってみてください。

住宅ローンは現在も金利が低い(安い)です。低金利がもう何年も続いていますが、「いつ上昇してもおかしくない」という時期に入っています。住宅ローンを組む予定の方は金利の動向に注意しておいたほうが良いと思います。

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住宅ローンは一度の人生に一回組むか組まないかの金融商品です。何度も組むなんてことはあり得ませんので慎重にいきたいところですね。

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ネット銀行の住宅ローン手続きは何故大変なのか?

ネット銀行の住宅ローンの手続きについて、色々と検索してると「簡単」、「すぐできる」といったことが書かれているのを見ますが、簡単どころか「超大変」です。

確かにネット銀行の場合はネットで申し込んで電話でのサポートを受けることができるので、わざわざ足を運んで銀行へ行く必要がないのですが、電話でのサポートの不便さがどれくらいのものなのか、やってみたことのある人でないとわからないです。(まぁ当然ですが・・)

もちろん一昔前よりは「簡単」になってきてはいるものの、銀行窓口で申し込んで手続きするのと比べると雲泥の差です。高額なお金を借りるわけですので、手続き書類が山ほどあって当然なのです。

「ネット銀行の住宅ローンの手続きが超大変だというなら、地元の銀行で申し込めば良いじゃないか!?」となりますよね?昔はみんなそうだったのでそちらのほうが普通と言えば普通かもしれません。しかし、超大変な手続きをしてまでネット銀行で申し込むほうが良い理由・メリットがあるのです。

ネット銀行での住宅ローン手続きのメリット・デメリット
メリット 金利が安い、ローン審査が通りやすい(フラット35の場合)
デメリット 書類が複雑、電話サポートがなかなかつながらないときがある、郵送した書類に不備があると出し直しで時間と手間かかる、融資実行日が遅れる場合もある

申込み書類に不足があったり日付等の記入漏れがあったり、押印した印鑑が少し欠けてたり滲んだりしていると郵送した書類が返送され、訂正、或いは最初から書き直しして再送するといったことがよくあるのです。

それにより郵送の日数がかかるため、予定していた融資実行日に書類が間に合わず、また最初からやり直し、なんていうことが起きたりするわけなのです・・・。

しかし、ネット銀行を利用するメリットは金利が安いことです。これは何よりも優先するべきことですよね。いくら手続きが大変だからといって、これから何十年も払い続けていくのに対してその一時の苦労を惜しまないわけにはいかないでしょう。

ネット銀行は申込みの手続きが本当に大変ですが、利用するメリットはそれよりも遥かに大きいのです。

住宅ローン申込み・手続きは自分でしない

金利の安いネット銀行に住宅ローンを申し込みたいけど手続きが大変そう・・・と思われたかもしれません。そうです、超大変です(汗)

ローン審査が通ったのに手続きがわからなくて申し込めなかった、なんていうことにはならないと思いますが、全てスムーズに行くケースは極めて低いと思います。

そこでちょっとしたテクニックがあります。自分一人で申込み手続きをするのは大変ですよね。その申込み・手続きを全面的に家を建ててもらう住宅会社の担当者に手伝ってもらうようにお願いするのです。

「住宅ローンの手続きを住宅会社にお願いできるの?」と思われるかもしれません。基本的には住宅ローンの申し込みは本人がするものですが、見積書や設計図面を作ってもらってそれを手続きの際に提出しなければいけませんので、どちらにしても住宅会社の協力は必要になってくるのです。

しかしここでは書類一式を渡して「これ全部見てもらえませんか?」とお願いしてみるのです。全て引き受けてもらうためには自分の年収や勤務先、必要な個人情報をその住宅会社に伝えないといけませんが、信頼できる住宅会社に依頼するわけですから問題はないと思います。

住宅ローンの手続きを依頼するタイミングとしては、見積金額の交渉時、又は契約前にすることです。これはちょっとしたテクニックですので使わない手はないです。住宅会社は快く引き受けてくれると思います。

あとでお願いすると別途費用がかかると言われる場合もありますので、必ず工事請負金額を決めるタイミングのときに言うことです。

住宅会社もお客様の住宅ローン手続きは積極的にお手伝いしていることもありますので、ややこしいネット銀行の手続きでも協力してやってもらえると思います。

まとめ

ネット銀行の住宅ローンにはメリットデメリットがあり、その手続きは本当に大変だと思います。地元の銀行や信用金庫なら担当者と一緒に顔を合わせながら手続きできるために迷うことはありませんが、ネットで申し込んだ場合はそうはいきません。

送られてくる書類も一度ではなく、特につなぎローン(工事代金を分割で払う方法)を申し込んだ場合は工事の進捗に合わせて何度も書類の記入・郵送を繰り返さないといけません。

しかしそれでも金利が安いというメリットは捨てられません。住宅ローンを組んだ後は何十年も返済していくことになるので、金利が安いことが何よりも最優先なのです。

住宅ローン手続きは住宅会社にお願いしてやってもらうことです。ネット銀行との電話でのやりとりも全てしてもらいます。自署が必要な部分だけ自分で記入すれば良いので、住宅会社に見てもらってその指示を待てば良いのです。

初めて組む住宅ローンではどのように進めるのがベストなのかわかりませんよね。今回のこのテクニックを使うことで、煩わしい手続きに時間を取られるとことなく、家づくりに集中することができると思いますので是非参考にしてください!